人生というゲームを攻略するための奥義がいくつかあります。
その1つが
習慣化
「意識を変える」「目標を決める」
こういったことも大事ではありますが
人生というゲームの主人公であるあなたは「人間」であり
人間はえてして怠け者なんですね。
自分の意志だけで自分をコントロールするってのは
よっぽどの仙人か人生30周目とかじゃないとできないわけです。
過去自分ががんばれたな、と感じた時を思い出してみてください。
「今思うと当時なんであれがやれていたんだろう?今は無理だな。」
(そもそも小中高生の時って、なんでいつも8:00に登校できていたんだ?)
そんなふうに思うことがほとんどだと思います。
なんで当時やれていたんでしょう?
若かったから?
鉄の意志を持っていたから?
否。
当時の自分にとってはそれが当たり前だったからです。
「いつもやっているから」「みんなやっているから」
これがやれていた理由のはずです。
いつもやれていた = 習慣になっていた
みんなやっているから = 環境的に当たり前
ということでこの記事では、人生の奥義である「習慣化」の
習得方法を伝授します!
習慣化を味方につけて
徹底的にやり続ける
これこそが人生の勝ち筋です。
徹底的にやり続ける、そうしたらそれだけで差別化できます。
センスがなかろうが、才能がなかろうが、
「10年続けました」てなれば大抵の人と差別化できます。
10年と言わずに3年、なんなら1年でも毎日やればすごい差になります。
習慣化、必ず身につけてください!!
毎日の正拳突きを当たり前にして、音を置き去りにしましょう!
まずは2週間続けることで習慣にする
まず1つ目の奥義が習慣化です。
もう何も考えなくても当たり前にやっている状態です。
呼吸をするかのように、当たり前にやるのです。
何かを続ける時に、
一番ハードルが高いのがやり始める瞬間ですね。
やり始めるたらやり始めたで、「せっかく始めたのに辞めるのもったいない」
という気持ちが働いて続けられたりするんですよね。
結局何かをやることが大変なんじゃなくて
変化させるのが大変なんですよね。
「やらない→やらない」「やる→やる」
これは簡単で
「やる→やらない」「やらない→やる」
これが大変なわけです。
そしてこれは1回1回のやるやらないでもそうですが
日を跨いでも効果が維持されるもので
「いつもやっているから今日もやろう!」
これは維持だから結構簡単で
「今日からこれをやるぞ!」
これは変化だから大変なんですね。
なので習慣化するためには
「いつもやっているから」
という状態を作る必要があるわけです。
いつも、てのはどれくらいなんでしょう??
一般には最低
2週間
と言われたりしています。
なので習慣化する方法は
「「やるぞ!」の意志を持って2週間はやる」
これですね。
最初の2週間はなんとか意志力を保ってください!
そこさえ乗り越えれば、だんだん「やるぞ」のハードルがなくなり
気づいたらやっていた
当たり前にやっていた、という状態になるわけです。
とはいえ、それでも難しい!
「2週間も続かない、俺は三日坊主なんだ!
というかもう最初から坊主なんだ!」
という人もいるでしょう。
そんな人にもう少し習慣化のコツをお伝えします。
それは
- 毎日やる
- めちゃ簡単な目標にする
- if-thenプランで何かとセットにする
- すぐやれる状況にしておく
- 誰かとやる
習慣化のためのコツ
①毎日やる
まずシンプルなコツ。
それが「毎日やる」です。
毎週月曜、とか、毎週月木とか、土日とかではなく
毎日
これが習慣化のためにまず大事なことです。
前半で話した通り、「いつもやっているからやる」
という状態にしたいわけです。
「毎週月曜やっているから」て思うのってやっぱり難しいんですよね。
昨日もやった、一昨日もやった、三日前もやった
いっつも朝起きるとやっている
いっつも夜寝る前にやっている
これが一番「いつもやっているから」状態になる近道です。
毎日はしんどいから、まずは週1とか言わずに
毎日やりましょう。
近いようでそれが近道です。
②めちゃ簡単な目標にする
今目的としているのは習慣化です。
1日で最強になろうとしているわけじゃないです。
というかそんなの無理です。
今更ですが、結局人生というゲームの攻略法は
「コツコツ積み上げていく」これに尽きるのです。
もちろん色々なきっかけはあるでしょうし
一念発起した方がいいとき
逃したちゃいけないチャンスがあるとき
そういう瞬間は訪れますし、それはそれで必ずものにしてきたいです。
チャンスの神様は前髪しかありません。
ただ、そういったチャンスをものにできるかできないか
それも全ては、毎日コツコツの積み上げがあるかどうかです。
なので習慣にさえしてしまえるのであれば1回1回は
そんなに大したことをしないでもいいのです。
なので習慣化したい時はまず小さな目標にしましょう。
・本を開いて3行読む
・腕立て伏せを1回やる
・日記を一行かく
・10秒瞑想する
えっ流石にそれじゃ意味ないんじゃないの?と思ったかもしれませんが
やらないよりいいですよね。
逆に高い目標を掲げたらどうなるでしょう?
・本を開いて50p読む
・腕立て伏せを20回やる
・日記を1,000字でかく
・瞑想を10分やる
もうみただけで、やる気が削がれませんか?
これまた冒頭で話しましたが
「やる→やる」
これは簡単で
「やらない→やる」
これが大変なわけです。
なので最初のハードルを下げましょう。
「本を3行読む」で読んでみると、結構なケースでもっと読み進められます。
ただ、時に3行で終わっちゃう時もあるでしょう。
それならそれでいいのです。短期間で考えず、長い時間軸でみましょう。
人生100年時代です。結構時間あります。
コツコツ積み上げるのが大事です。
毎日やることを優先しましょう。
毎日やれている!それで十分偉いです!
自分を褒めてあげてください!
③if-thenプランで何かとセットにする
次にご紹介するのが
if-thenプランです。
if(もし〜)なら、then(〜をやる)
「何かをしたら、それをトリガーにして次のことをやる」
という作戦です。
前半の「何かをしたら」のところはすでに習慣化しているものだったり
必然的に毎日やるものとセットにしてください。
そうやってルーティーンを作っていくイメージですね。
朝起きたら→歯を磨く
歯を磨きながら→ニュースを聞く
歯を磨き終わったら→パソコンに向かう
パソコンに向かったら→SNSに1件投稿する
電車に乗ったら→本を開く
トイレに入ったら→本を開く
こんな感じで、すでに毎日やっていること、毎日起こることとセットで
習慣にしたいことをくっつけちゃうのです。
こうやって朝や夜、通勤時のルーティーンみたいなものができてくると
いろんな良い習慣を身につけられます。
次何しようかな?これ思った瞬間に次のアクションに移りづらくなります。
これやったらこれ、これやったらこれ、
そうやって脳死で続けられるようにしてしまうのです。
④すぐやれる状況にしておく
上記ともセットですが、すぐやれる状況にする
というのも重要です。
例えば、トイレに入ったら本を読む、とするなら
トイレに本を置いておく
歯を磨き終わったらパソコンに向かう
のであればパソコンは机の上に置いて、すぐ向き合える状態にしておく
電車に乗ったら本を読むなら
カバンの一番取り出しやすい位置に本を入れておく
こうやって、やり始めるためのハードルを極限まで下げるようにしてください。
⑤誰かとやる
最後に「誰かとやる」です。
・毎日カフェに集まって、勉強タイムを設ける
・毎日やろうとお互いに決めて、やったら相互に報告する。
こうやって怠けづらい環境を作る
一緒にがんばっている奴がいるから自分もがんばろう
という状態を作る。
これも結構有効ですね。
これについて詳しくは
奥義②「環境を変える」
でお話ししようと思います!
結局徹底的に最後までやっていた人が勝つ
いかがだったでしょうか。
習慣化、できそうですか!?
「継続する」これによって
やらない人とやる人で毎日少しずつ差が開き
時間をかけて大きな差になります。
この世の成功者のほとんどは、コツコツ積み上げてきています。
地味なことを徹底的にやり続けています。
途中でしんどくなる時もあるかもしれません。
ちょっとだったら最悪辞めても大丈夫です。
ただ、やっぱり最後はコツコツ積み上げてきたものが
どれほどのものなのか、これが他者と自分を分けることになります。
コツコツ続けてきている、ということが自分の自信にもなります。
コツコツ続けてきたことが、自分の武器となり、支えとなり、
人生をより良いものにしてくれます。
習慣の力ってのは本当に侮れないので
ぜひ、習慣化という奥義を使って、
人生を楽しんでください!
習慣に関するおすすめ書籍
『小さな習慣』