基本的な発想としては、固定費と同じです。まず可視化し、そのあとで最適化していきます。
変動費の項目としては「食費、交際費、交通費、娯楽、衣服、日用品、大型出費」などがあります。
Lv1 : 変動費を特に管理はしていない
まずは特に何も管理していない状況がLv1です。
クレジットカードの支払いが滞っている、なんてことさえなければとりあえず生きていけるのでそこだけは注意というかんじです。
まずは、変動費の内訳や推移を可視化するのがLv2に向けたステップです。
Lv2 : 変動費が可視化されている
変動費の可視化は2ステップで行います。
1. 総額の把握
2. 支払い項目のリストアップ
3. 細かい内訳の把握
総額の把握
まず変動費の総額を把握します。
クレジットカードの明細をみる方法や、変動費用の銀行口座を決めておいて、その変化をみる方法があります。
支払い項目のリストアップ
まずは変動費として計上する項目を整理します。
どれくらい細かくするかは人それぞれですが、あまり細かくしすぎても管理が大変になるので細かくしすぎない方が無難です。
食費、交際費のように月単位で整理できそうなものもあれば、旅行や大型出費(家具・家電やガジェットなどの大きな買い物)のように年に数回の出費もあるのでそこを踏まえて項目を書き出していきます。
細かい内訳の把握
先ほど書き出した項目単位で、金額を把握していきます。
クレジットの明細などをみる方法もありますが、家計簿アプリなどを使っていると非常に管理がしやすいです。
Lv3 : 変動費が最適化されている
詳細を把握したら、それぞれ最適化していきます、
厚生労働省が発表している2019年の単身1世帯の家計調査によると、34歳以下の平均は
食費+交際費:約47,000円
交通:約10,000円
教養娯楽:約20,000円
変動費は、生活スタイルによってかなり差がでる部分でもありますので、平均は軽い参考程度でしょうか。
書き出した項目ごとに自分がどれくらい使いたいか、を決めていきます。
あとはその状態を常に見える化したうえで、管理していきます。特に食費+交際費は、削減できる幅も多いので工夫のしどころです。
一方で、娯楽の予算もしっかり確保しておくのもわすれないようにしておきたいところです。自分なりに使っていい額を決めておくことで、その中では遠慮なく自由にお金をかけることができます。
Lv4以降
Lv4以降は一旦保留。