
課題解決力としては、ものによっては技術力なども関係してくるとは思いますが、ここでは技術力以外の観点の話をします。
Lv1:解決策を構造的に考え出せる
Lv1は「解決策を構造的に考え出せる」です。
課題に対して、思いつきで解決策を列挙するのではなく、どういう目的でどれくらいの効果が見込めるのかも含めて考えて考え出せるレベルです。
Lv2:解決までのストーリーラインを語り、実行できる
『イシューからはじめよ』などを読むと、解決までのストーリーラインを作ることの重要性が書かれています。
解決までの道筋をたてて語ることで、チームで一丸となって解決に当たることができます。
そして、Lv1では実際の実行力の部分にあまり触れられていなかったので、「実行できる」というワードも入れてみました。
Lv3:チームを率いて課題解決できる
Lv2の延長ですが、Lv2はチームの一員としてもできなきゃいけないレベル、Lv3はリーダーとして率いていくイメージです。
Lv4:領域を超えてつなげる
Lv3は、社内〜関係各社の範囲でのチームをイメージしていますが、「課題発見のLv4」でかいたような、夢を描いてそこに向かうときには、領域を超えてつなげる力も重要になってきます。
あらゆる分野の専門家で、困ったときに協力してもらえる人を知っていて、その人たちを巻き込みつなげられるレベルがこのLv4です。
Lv5:あらゆる人を巻き込んで課題解決できる
Lv4では、知り合いの専門家層をつなげるイメージで、ここは「知らない国民まで巻き込む」ようなイメージです。
例えば『シン・ニホン』では国のお金の使い方まで変える必要があると書かれています。となると国民全体を巻き込むような力が必要です。
キンコンの西野さんも、『えんとつ町のプペル』映画の成功、というプロジェクトなんかもあらゆる人を巻き込むことで成功させようとしている例ですね。