オプティマリストの人生最適化戦略

一昔前までは、成功者の条件といえば「時計・家・車」といったような物が代表的でした。しかし。物質的に豊かになった今では「物欲を追求するとキリがない」と感じている人も多いのではないでしょうか。

そんな思いを反映して、ミニマリストというものが流行っています。

しかし一方で、ミニマリストというと少なくしすぎで、「そこまでしなくても。。。」なんて思ってしまう人も多いと思います。

そこで!

その代替案として考えたのがオプティマリスト(optimalist)。

optimalは「最適化」という意味です。(ちなみにoptimistだと楽天家)

「減らす」のではなく、「不必要な物は減らし、必要な物は充実させていく」

それがオプティマリストの考え方です。

ということで、このブログでは自分の人生を最適化していくためのノウハウ、実践例を蓄積していきます。

 

ステップとしては下記の通りです。

Step1:最適化するために人生の目的を設定
Step2:目的の達成にむけて必要な要素を設定
Step3:それぞれの要素を細分化
Step4:細分化したそれぞれに対して、5段階の目標を設定
Step5:それぞれをレベルアップさせていく

Step1:最適化するために人生の目的を設定

最適化というからには、「何か」に最も適した形にする必要があります。

この「何か」は人それぞれの「人生の目的」や、「人生において大事にすること」です。

ただ、これを考えるのはなかなか難しいですよね。これが難しいからこそ自己啓発は売れ続けるわけです。

ですので、ここではあんまり真剣に考える必要はありません。人生の目的も徐々に最適化していけばいいので、はじめは仮の案くらいのイメージです。

【人生の目的を見つけるための質問例】

・好きなことは?嫌いなことは?
・今まで楽しかった経験は?
・成し遂げたいことは?
・どんな生活がしたい?
・憧れの人物、尊敬する人物は?

とにかく、とりあえず暫定案で良いので決めます。方向性を決めて、走って行きながら、調整して行きます。

別に、最善解なんて求める必要もないですし、そもそも最善なんてたぶん存在しません。

「ベストな人生はひとつしかない。正解を見つけなければ、第二希望の人生、またはそれ以下の人生を送るはめになる」
この考え方は正しくない。だれにでも、なんと織物人生を送るだけのエネルギー、才能、興味がある、そのどれもがまともで、楽しくて、有意義だということはじゅうぶんありえる。だから、どの人生がベストかと問うのは愚問なのだ。
(『スタンフォード式 人生デザイン講座』)

 

“やりたいこと”みたいにToDoで考えてもいいですし、「こんなふうになりたい」「こんな生活をしたい」のような、“なりたいもの”(ToBe)で考えても良いです。

壮大なビジョンで未来を考えてもいいですし、今の楽しい部分の延長で現実的に考えて行っても良いです。

自分の中にビジョンややりたいことがないならば、とりあえず憧れの人や尊敬する人が掲げるビジョンにのっかるのもありです。

 

例えば自分の場合は、まず、「なしとげたいこと」「未来のビジョン」を考えてみました。

すると、ぼんやりとですが「技術と人が離れているが、もっとうまく活用できるんじゃないだろうか?」「あんまり未来に希望がもてないかんじがする」という考えが浮かんできました。

ただ、「じゃあ何ができるなか?」「なにがしたいのか?」となると、具体的にイメージはできない状態でした。

そこで出会ったのが『シン・ニホン』という本です。データ×AIの時代にニホンが元気を取り戻すための戦略が、詳細に書かれています。

ですので、この構想にのっかることにしました。

【目標の1つめ】
ビジネスと技術を結び付けて、希望ある未来をつくる(シン・ニホンをつくる)

 

次は、「どんな1日を過ごしたいのかな?」ということを考えました。

そして「人としゃべるのが好きだし目的1のための仕事もしたい。とすると、午前中が仕事、午後は趣味やスキルアップ、夜は曜日ごとに部活動みたいなのがいいな」なんてことを考えました。

ということで

【目標2つめ】
好きな人と好きなことをやれる、空間と時間とお金を手にする(暮らしを豊かにする)

 

ほかに、「どんな人生だったら楽しいかな?」ということを考えました。

すると、「新しい人としゃべったり、新しいことを知ったり、新しいことを経験したときに自分はワクワクして楽しいと感じるな〜」と思いました。

LIFE SHIFT』という本もお気に入りで、「人生100年時代は、いままでにないような生き方が求められるし、それができる時代なんだ」ということも思っていました。

そこで最後

【目標3つめ】
いろいろな人と話して、いろいろな経験をして、いろいろなことを知りたい(LIFE SHIFT)

 

こんなかんじで、3つほど目的を考えました。これで「人生の目的_ver1.0」の完成です。数としては1~3くらいが理想でしょうか。

【人生の目的を見つけるための本】
■『スタンフォード式 人生デザイン講座

Step2:目的の達成に向けて必要な6つの要素決定

方向性が決まったら、ここから少しずつ具体化していきます。

それぞれの目的の達成のためには、どんなものが必要か?

この際、自分はゲームのパラメータのように考えました。戦闘系のRPGだと、どんなの要素が必要だろうか?

そこで、頭に浮かんだのが「HP」「MP」「攻撃力」「守備力」「装備」でした。

これらを現実世界に適用していって

HPは、「健康」に対応。

攻撃力は何かを生み出す「知識・スキル」

MPというか魔法に対応するのが、知識やスキルで生み出した1をさらに大きくする能力、ということで「広げ伝える力」

装備は、日常生活で使う道具、あとは家とかを作れるような機能もあったりするな〜ということで「住空間と道具」

守備力は別に考えなくても良いかなとなり、ゲームの世界でもお金のやりとりはあるなーということで「お金」

最後に、日常生活で使う資源として大事なものとして時間があるだろう、ということで「行動(時間)管理」

こんなかんじで

・心身の健康
・ベースとなる知識・スキル
・広げ伝える力
・住空間と道具
・お金
・行動(時間)管理

できあがってみると、汎用性が高そうな6つに分類できました!

「広げ伝える力」みたいな部分が、ちょっと特殊能力風なので、ここだけは人によって変わりそうですが、他は誰でも結構このまま使えると思います。

Step3:それぞれの要素ごとの6つのパラメータ設定

Step3では、さらに分解してきます。

自分は6という数字にこだわってみて、それぞれの要素につき必要な6つのパラメータを考えていきました。

心と体の健康

心身の健康

の健康としては、「睡眠」「運動」「食事」あたりが重要だと思うので、これらが重要なパラメータです。

心は、ストレスを抱えない状態というのも健康の1つでしょうが、自分の場合は「ワクワク」「笑い」「感動」で満たされている状態が大切なので、ひとまずこの3つを心の健康のパラメータとしました。

特に心面では、「好きな人と好きなことをやれる、空間と時間とお金を手にしたい」という目標にむけて、好きなこととはどんなことか?を意識しつつ要素を考えました。

心身の健康
心身の健康を最適化するための6つのパラメータ 睡眠 詳細は >> 睡眠の最適化レベル5段階 食事 詳細は >> 食事の最適化レベル5...

お金

お金お金に関しては、

(収入 – 支出) + (資産×運用利回り)

なんて式が有名ですね。

ということで収入をあげる「転職」「副業」、支出を管理するための「固定費管理」「変動費管理」「税金などの知識」、運用利回りをあげるための「資産運用知識」の6つを鍛えるべきパラメータとしました。

本業で成果をだすための知識やスキルは別で扱うので、ここではあえて収入をあげるための方法として、転職というものをいれてます。

お金
お金の最適化のための6つのパラメータ副業 詳細は >> 副業の最適化レベル5段階 (2020.11) ■Webライター   Lv2:月...

行動(時間)管理能力

行動管理次に行動管理能力。

時間管理というのは、結局時間内の行動管理のことなので、ここに含めます。

行動を管理するために必要なのが、「時間管理」「挑戦心」「目標設定」「継続力」「習慣」。

ここにいれるかは微妙ですが、「人間関係」についてもいれました。

行動管理
行動の最適化のための6つのパラメータ 挑戦 >> 挑戦心の最適化レベル5段階 継続力 >> 継続力の最適化レベル5段階 時間管理...

価値を生み出す知識やスキル

知識・スキル自分の本業に関係するスキル。

自分の場合は「ビジネスと技術を結び付けて、希望ある未来をつくっていく」という目標があるので、そこに関係する知識やスキルを6つ考えました。

ビジネスっぽいところで「課題発見力」「課題解決力」、技術に関しては「技術に関する知識」(ここはより具体的にしていく必要あり)。

もっと基礎的な能力としてインプット能力(読む・聞く)、アウトプット能力(書く・話す)、そして英語。

『シン・ニホン』をつくるという目的でもあるので、このスキルの一覧は『シン・ニホン』に書かれている内容がベースとなってます。

知識・スキル
基礎となる知識やスキルを最適化するための6つのパラメータ 技術力 詳細は  >> データ×AIの時代の技術力の最適化レベル5段階 課題発見力 詳細は >...

影響力(伝え広げる力)

伝え広げる力上記の能力に加えて、重要になってくると考えたのが、伝え広げる力です。

何か大きなことをするためには他人を巻き込んでいくようなスキルが必要になるだろうという考えのもの、パラメータを考えました。

対人スキルとかコミュニケーションスキルっぽいものなどもここにはいってきます。人間力的な物も含まれます。

伝え広げる力
伝え広げる力を最適化するための6つのパラメータブランディング 詳細は >> セルフブランディングの最適化レベル5段階 マネジメント 詳細は >...

住空間と道具

暮らし最後が住空間と道具。

これは思いつく感じで分類して、下記の通りです。

暮らし
暮らしの最適化のための6つのパラメータ家電 詳細は >> 家電の最適化レベル5段階 家具 詳細は >> 家具の最適化レベル5段階...

Step4:各パラメータごとに5段階の目標設定

さらにさらに細分化して行きます。

ここもまた、ゲームの感覚で「ベストな状態にレベルアップさせていく感じにしたらおもしろそうだ」と思い、5段階にレベルわけして目標を設定しました。

考え方としては

・3-5年くらいで到達したいレベルとしてLv3を考える。
・期限や現実性もあまり気にせずに最高な状態をLv5として考える。
・Lv3,5から逆算してLv1,2,4を埋める。
・文言は抽象的でも良い。

例えば、「暮らし-家」のレベル5段階はこんなかんじです。

家

一番理想を映画『アイアンマン』のトニースタークの家にしてます。AIアシスタントとかもいれ未来のスマートハウスのイメージですし、海岸沿いで自然も豊かそうだなというイメージです。

一方で、「お金ー副業」だとこんなかんじです。

これはそこまで理想的という感じでもないかもしれません。

Lv3の月10万というのは、楽ではないですが3-5年あればいけるかなというレベル。人によってはLv5までを5年で目指せるのではないでしょうか。

こんなかんじで、それぞれ、5段階でレベル設定してきます。もちろん、これに関してもレベル設定も後でいくらでも変更できるので、とりあえずのイメージで決めて行きます。

Step5:それぞれレベルアップさせていく

あとは、これを行動レベルに落として行きます。

もしもレベル設定が抽象的な文言なのであれば、それをより具体的にします。

その上で、そこに至るまでには何をしなければいけないのかを調べ、考え、実行していきます。

このブログでは、その調べた内容や実行したこと、実行して分かったことを書き残して行きます。

途中で、「人生の目的」「必要な要素」「パラメータ」「レベル設定」が変えたければ自由に変えていきます。

そうすることで人生をアップデートしながら、最適化していきます!