
一人暮らしの固定費としては、「家賃、光熱水道費、通信費、サブスクサービス、保険、(社会保障費)」があります。
食費、交際費、交通費、娯楽、衣服、日用品は変動費として扱います。
Lv1 固定費を管理していない
まず、何に固定費を払っていて、いくらかかっているのかなど、何も把握していない状態がLv1です。
この状態は早く抜ける必要があります。現状を把握していない状態では、改善もしようがないので、まずは固定費の把握が必要になってきます。
特に、最近はサブスクサービスなども多いので、それらのサービスへの支払い状況も含めて、固定費を把握することがLv2までのステップです。
Lv2 固定費を可視化している
固定費を可視化するためには2つのステップがあります。
1. 固定費を払っているものを全てリストアップ
2. それぞれの額を把握し、可視化する
固定費リストアップ
まず固定費のリストアップですが、「家賃、光熱水道費(電気、ガス、水道)、通信費(携帯・wi-fi)」は、一人暮らしの人であれば、ほとんどの人が払っている費用です。
サブスクサービスはいろいろありますが、例えば下記があります。
Amazon系(Prime会員、Kindle Unlimitedなど)/VOD(Netflix、Huluなど)/オンラインサロン/メルマガ/YouTubeメンバーシップ/Spotify/ジム/ゲーム系/副業系(サーバー、ドメイン、Adobe PremiereProなど)/NewsPicks有料会員
この段階で、不必要なサブスクを発見し、解約する必要があります。
不必要なサブスク、忘れているようなサブスクを発見するために、1ヶ月分のカードの明細を確認する必要があります。
固定費可視化
これらの一覧を出した後は、それぞれの費用を可視化していきます。
方法としては、「マネーフォワードなどの家計簿アプリを使う」「エクエルなどで管理する」「固定費払い専用の口座やカードを用意する」などの方法が考えられます。
Lv3 固定費を最適化する
可視化したら、次に最適化していきます。
固定費の削減は当然ながら、生活費に直結するので、節約する際に固定費を削減するという考えは非常に重要です。
主要な固定費は「家賃、光熱水道費(電気、ガス、水道)、通信費(携帯・wi-fi)、保険」であり、ここは削減可能なものも多いです。
削減する際に参考になるのが、平均的な固定費です。厚生労働省が発表している2019年の単身1世帯の家計調査によると、34歳以下の平均は
家賃:約33,000円
光熱水道費:約7,000円
(電気:3,512円、ガス:2,140円、水道:1,515円)
携帯代:約6,000円
全国的な調査などで、地域差はありますが、これがとりあえずの目安になります。
家賃に関しては、都内であれば6-8万程度といったところでしょうか。「家賃は給与の1/3以下にするのが良い」なんてこともいわれたりしますね。
光熱水道費は、都内だともう少しあがって8,000-9,000程度でしょうか。季節による変動などもありますが、平均にして8,000円程度に収まっていればかなり上出来です。
通信費としては、スマホ代の平均が約6,000円となってました。ただこれに関しては格安スマホなどを使えばもう少し削減できそうです。
+家庭用wi-fiなどを使う場合はマンションだと4,000円程度かかります。通信費は選択によってかなり費用の増減が可能なところです。
保険に関しても、サブスクサービス同様の見直しをして、不必要な保険は解約するようにします。
自分の固定費が全て可視化されていて、ある程度節約もして、不必要な費用も払ってない状態になってれば、固定費は及第点!
Lv4以降
Lv4以降は今のところ候補ないのでいったん保留。