今日は8/30
5月から始めたギャップ期間(ニート生活)の終了の日だ。
まあ振り返ってみると、目的は果たしたが、やりたいことはやりきれなかったという感じになってしまった。
ということで
・どんな目的を果たしたのか?
・自分に起きた変化
・やりたかったことの達成状況
・今後の展望
・仕事について
このあたりを振り返って行こう!
どんな目的を果たしたのか?
会社を辞めた最大の理由は
「会社辞めたらどうなるんだろう」
これを確認するための実験である。
仮説としては、
1.ブログやYouTube、そのほか副業に取り組んですごい成果を出す
2.ブログとかライティングだけで生活費は稼げる
3.なにか新しいことに挑戦する
4.追い込まれて力を発揮し起業する
とここらへんだったわけだが、ものの見事にこうはならなかった。
ひとつひとつみていく・
ブログ、YouTube、副業などに取り組む
仮説1:ブログやYouTube、そのほか副業に取り組むだろう
これに関しては、「自分は自己管理能力が高いからいけるだろう」と考えていたのだが、想像以上に踏ん張りがきかず、だらだらしてしまった。
自分が自己管理能力が高いと感じていた理由は
「高校時代に塾に行かずに、毎日勉強を黙々と続けられたこと」
「大学に通いながら、仮面浪人を続けられたこと」
「入社後も、ブログやYouTubeの更新をできたこと」
などがあった。
しかし、蓋を開けてみると結構だらだらしてた。ここからわかったこととしては、本業ありきで残りの数時間をコントロールすることはできるが、1日の全て24時間をコントロールするのは結構しんどいということだ。
なので、例えば何か1つは本業と決め打って作業をする。これを決めていればもう少しうまくいったかもしれない。ただ、それにしても会話が少ないというのも自分にとっては辛かった。
本業で、人と話すという息抜きがあったからこそ、残りの時間をうまく過ごせたというのが大きいようだ。
ただ、こう思った時に、自分はいつも本業にはそんなに真剣に取り組んでいなくて、副業に熱が入っている状態だということも気がついた。
それはちょっともったいないことのような気もするが、それはそれでありなのかもとも思っている。複業っていう考えもあるし。それに関しては後述。
ブログとかライティングだけで生活費は稼げる
仮説2:ブログ、ライティング、あと何か?、で5万ずつ稼げばなんとか生きていける
先ほどの作業量の問題もあって、全然5万なんて稼げなかった。
特にライティングに関しては、これを本当に続けるの?という感情も大きかった。
ライティングの仕事は、情報を整理して記事にすること。具体的な体験も乗っけるので、そこに自分がやる意味は多少あるが、結構誰でもできそうだよなというイメージ。
新しい価値を生み出しているのかというと微妙。
実際は、「セールスライティングができて、メディアさんに提案もできて」というところが目指すところであって、そうすると結構なスキルが求められるのであろうが、そうだとしてもそれなら自分のブログでやればいいんじゃないの?みたいなイメージ。
でもそれこそ、本業でWebライターをやって、ここで文章修正してもらいながらスキルアップもしつつ、副業でブログ、みたいな掛け算は結構ありなんだろうけど。。。
どうも即金性が高いせいもあり、「これやるんだったら普通に会社で働いた方がいいじゃん」というのも大きかった。
なにか新しいことに挑戦する
仮説3:時間があるからなにか新しいことに挑戦する
当初の計画だと、例えばワーキングホリデー、他に候補としてはオンラインサロンに積極的に参加するとかそこらへん。
ただこれも結局大して動けず。
ワーキングホリデーに関しては、コロナの影響もあるにはあるが、実際のところ本当にコロナが原因だったのかというと結構微妙。
コロナじゃなくても、その一歩は踏み出せなかったような気がしている。何せ、オンラインサロンでさえほとんど参加できていないし、結局英会話もまだはじめていないから。
やはり「行動力」に関しては大きな課題が残るし、時間というのは全然行動力に影響しないということを改めて確認。
追い込まれて力を発揮し起業する
仮説4:追い込まれて何か力を発揮し、起業とかする
これに関してはかなり希望的な観測ではあったし、そんなには期待してなかったけどやっぱりだめだった。
そもそも貯金の続く範囲でのニート生活だったから、そんなに追い込まれもしなかった。
自分に起きた変化
仮説が検証できた、というのが今回の1つめの成果。
そしてもう1つが、自分の考え方に変化が起きたこと。具体的には下記3つ。
仕事観、人生観に関わるような部分。
1.「楽しいことで生きていく」という言葉の意味への理解
2.自分で価値を生み出していく難しさ
3.ニーズに応えるということ
「楽しいことで生きていく」という言葉の意味への理解
『「たのしい」と「らくしい」は違う』という、別記事でも書いたが、「楽しいことをして生きていく」という言葉の意味については結構理解が深まった。
「楽しいこと」「好きなこと」という言葉には、実は「自分ができることで」とか「自分が知っていることの中で」という意味が含まれてしまっていることが多い。
自分が得意で、できることだから「楽しい」「好き」。それでも本当に没頭して、圧倒的な作業量を稼げるのであれば、いいのかもしれない。
ただ、「できることの範囲」「知っていることの範囲」から飛び出さなければ、自身の成長は難しいし、大きな価値も生み出せない。
「今やっているこれは、本当はやりたいことではない、しかしその先にあるもっと大きな目的のために必要なステップだからやる。」こういう状態で、辛く大変なこともあるけど、それを上回る喜びがその先に待っているからやれる。
これこそが本当に楽しいことをやっている状態なんじゃないかな〜。
楽しいことを目的としてやっているのではなく、「楽しくわくわくすることを目的としているからこそ、その辛い過程も楽しめる」、これこそが真に楽しいことをやるということ。
たぶんこれは、トップダウン思考の人っぽいのだとは思う。自分は結構トップダウン思考なんだよな。だからそこに目的がないと熱中できない。
自分で価値を生み出していく難しさ
身一つで世に放たれて、お金を稼がないといけない。こうなったときに、自分で価値を生み出していくことがいかに難しいかを体感した。
これは本業だろうが、副業だろうが一緒ではあるのだが、特に「会社に属していない状態」になると感じやすいだろう。
ぼーっとしてたら仕事はふってこない。自分で仕事をとりに行かないといけない。そしてそこに付加価値をつけていかないといけない。
会社ならある程度受け身でもなんとかなるが、会社に属さない場合、全てが超主体的になる。しかも、会社という看板もないから、自分を売り込まないといけない。
「どこに所属しているか?」ではなく、「何ができる人なのか?」が問われる。
「自分は何ができる人?」と問われたときに、これに答えられないなら、価値を生み出す能力がないということだ。
これを突きつけられたのが、この4ヶ月だったかな。
ニーズに応えるということ
あらゆるビジネスで言われることが、自分のやりたいことをやるのではなく、相手のニーズに応えることが重要だということ。
「趣味だし、稼げなくてもいいや」っていう気持ちでやっていたブログから、「5万は稼ぎたいな」と思った時にここの考えを改める必要が出てきた。
YouTubeでも同じだ。科学の話は自分の好きなことだし、伝えたいこと。でも、再生数を伸ばすなら需要があるところの話をしないといけない。そういう意味では、東大話はまあまあ需要がある。
科学の話は、シンニホンのために必要なことだし、潜在的なニーズはあるのだと思う。思うというか信じている?
ただ、やはりニーズが顕在化していない以上、それを届けるのには、なにか工夫をしないといけない。しっかり導線をはらないといけない。
こうなった時に、やはりまずは、ニーズに応えていく。そうすることで、集客し、自分を知ってもらい、実績を積み重ねていく。自分が本当に伝えたいことを伝えるのはたぶんそのあと。
という思考に至った。そもそも、伝えたいこと、というワードがやや押し付けがましい気もするが。
で、ブログのことを考えた時にすごく思ったのが、自分が比較的詳しい分野のうち、人の疑問や悩みに答えられるものについて記事を書く。これがブログのやり方なんだろうなと。
例えば最近書いた記事だと「Kindle Unlimitedのおすすめ本」「WordPressブログの始め方」「ビジネス書要約YouTube」など。
書評は自分としても思考の整理になるから、書いていて非常に楽しい。しかし、今上に挙げた記事は書いていてそれほど楽しくはない。
自分が知っていることを文章にしているだけだから。
ただ、自分は詳しいから知っているけど、多くの人はこれを検索して調べるわけである。
それを詳しい人の視点から噛み砕いて解説する、そうすることで需要に答える。繰り返しになるが、これがブログの本質なんだろうなと。
こう思ってからは、需要に応える記事を書く、という感覚がみについてきた。
こういうキーワードについて記事を書こう。と思っても、正直調べるの面倒だなと思うこともある。でも、自分が調べて記事を書けば、誰かの悩みに答えられそう!というのならそれでいいじゃん。
こうなってくると、人気のものを横展開する発想も身についてくる。この記事に訪れた人が他に知りたいことはなんだろう?という発想から記事を展開していく。
YouTubeでも同じ。この動画をみている人は、何を求めているんだろう?というところから似たような動画を考える。
そこには大変さがある。でも、嫌いなことじゃない。だからやる。これを繰り返す。これも結構楽しそうだな、てところに最近やっとたどり着いたところ。
やりたかったことの達成状況
次にやってきたことの振り返り。
・ブログ
・YouTube
・WebWriting
・アプリ作り
・Kindle
ブログ
書評ブログで書いた記事は結局10記事だけ。
ただ、なぜか8月はAdSenceが過去最高となり1000円近く行った。PVは歴代2位の6,000ちょい。
アフェリエイト収入は1,000円いかないくらいで、トータル2000円以下。
それもそのはずで、ニーズに答えるというのが腑に落ちたのはつい最近。
最近の記事はニーズに答えるという発想でかきつつ、アフェリエイトもいれている。こいつらが育ってくればチャンスはあるんじゃないかな?という状況。
あとは1つ大きな修正として、「プロフィール」と「このブログについて」という記事をアップデートし、カテゴリも整理した。
これで、ずいぶん見通しは良くなった。このブログで目指すところも決まったし、いいかなってかんじ。
ただ、書評ブログとYouTubeはあんまり相性が良くない。YouTubeでも書評をやればいいのだが、書評はもう今更やらなくてもいいかなという気持ち。
で、YouTubeとの相性もそこそこ保ちつつ、「人生の最適化」みたいなブログを別で作ろうかなという構想を最近模索中。別というか、このブログをそういうブログにする。
何度か書評ブログの方に組み込もうとしてたけど、全然読まれなかったし、分けたほうがいいかな〜という発想。
YouTube
半年で60本以上の動画をあげて、結局チャンネル登録者は177人。
2日前まで163人で1日1人増えたらいいペースだったが、昨日から東大系の動画がプチバズしてて、2日で14人も増えた。
とはいえ、半年やって200人もいってない状況。目標としては1000人だったから、大惨敗。
科学系の動画も、「ニュートンがジョブズだったら」とか「ガリレオが卒論生だったら」とか「電磁気歴史ライン」とかやりたかったのに結局できてない。
「ニュートンがジョブズだったら」は結構準備したけど著作権怖くて辞めた。宇宙の話もできてないし、強い力弱い力の関連動画もつくれていない。
成果の問題以前に、行動レベルが全然足りてない。
チャンネルが伸びない理由の1つに、そもそもチャンネルコンセプトが依然ふわふわというものもある。
それで最近決めたのが「生き方実験」×「科学史」
チャンネル名も『巨人の肩でオドル』というわかりづらいものから『生き方実験する科学史好き』に変える。
たぶんどっちかに絞った方がいいんだとは思う。でも、ここは混ぜていく。
あとは単純に動画の質の問題ももっと改善しないといけない。話し方とかまだ課題だらけ。編集も知識全然足りない。
WebWriting
さっきちょっと触れたけど、「本当にこれなのかな?」という思いが出て途中でかなり減らしてしまった。6,7月でトータル6万くらい。
2つめのクライアントだけど、実際の収入文字単価1円+税で、画像添付もいらずに、google ドキュメントで納品、文章の手直しもしてくれる、と非常にいい案件。
ただ、最初に引き受けた文字単価からの単価アップ交渉はしていない。理由としてはそもそも納品数が20もいってないくらいなことと、毎回それなりに修正が入ること。
ここら辺をしっかり対策しないと、単価アップというわけにはいかないなと思ってしまった。
ライティングよりプログラミングのが、差別化しやすそうだな〜というのが正直な感想。
アプリ開発
アプリ開発は結局
・家電や家具などの生活物品管理アプリ
・名刺がわりの〇〇10選をつくるアプリ
・誕生日プレゼントを送るアプリ
の3つが同時進行中で、全体的にいまいち進行が遅い。せめて1つは完成させたかったんだけど。。。
1つめの生活物品管理は、生き方のブログ
2つめの名刺がわりのアプリは、書評ブログに使えそうだし
結構作ろうと思っているところに自分の目指すところが出ている感じはしている。
Kindle
Kindleは、どうせ個人の出版だし、自分のことを知っている人向けに書こうかと思って書いてたけど、途中で本当にこれでいいの?てなってからぱたっと筆が止まってしまった。
うーん、どうしよー。
今後の展望
ブログ
今後の展望としては、それぞれ継続はするわけだが、より目的意識をもって取り組んでいきたい。
目的意識がなくても、作業そのものに取り組む新鮮さで、6ヶ月くらいは続けられることがわかった。
たぶんこれは、通常の人よりはちょっと長い。ただ6ヶ月くらいでちょっと飽きてくる。
ブログだったら4月初めて、9月くらいにのんびりやるのに飽きて平日毎日更新を始めて、3ヶ月くらいやってみたりしてた。
ただそれで12月くらいまで書いてやや飽き気味。ブログの目的を探りながら、むにむにしてた。
とりあえず、読書ブログは、アウトプットまで含めて読書というくくりで、
1.アウトプットにまつわることまで含めてどんどんノウハウを書いていく。そうすることで読書に関する悩みを解決していく。
2.漫画とか映画についての記事も増やしていく。
3.「名刺がわりの小説、ビジネス書、漫画、映画」を完成させる、そういうコレクションとしての場としても使う。
4.その上で5万円の収益を目指す。PVも5万くらいまであげる。そのために、キーワードを意識した記事を書いていく。
もういっこ、「生き方の最適化」の方のブログ。これはまだ構想が決まり切ってないんだけど、個人的に好きなライフハックっぽいブログを書く。
YouTube
プレゼンスキルをあげたい、というのはやっぱりあるし、続けていきたい柱。
「生き方実験」×「科学史」でどこまでいけるかやっていく。
チャンネル名、チャンネルコンセプトは結構これで決まりで良さそう。
WebWriting
辞める手もある。辞めてプログラミングとかに切り替えたい気持ちあり。
プログラミングをやる理由は、「自分ができそう」かつ「ニーズがある」から。
ニーズがあることのうち、自分にできることをやっていく。そうすることで、お金と実績、スキルを稼いでいく。精神面の満足は、ブログやYouTubeなどで稼ぐ。
こんなかんじでいいかなーという気持ち。
スキルの中には価値を生み出すスキルと、価値を伝えるスキルがあると思っていて、情報発信関連は価値を伝える・届けるスキルに入ってくる。
なので、価値を生み出す経験のほうが必要で、そこをプログラミングとかそこらへんでやろうかなと。『シン・ニホン』のためにも。
アプリ
全部自分が作りたいもの、という基準で制作を開始しているので、やり切りたいものが多い。
ただ、いまいち気が乗らないことが多いという現実がある。うまく人を巻き込んでやるのがいいかもしれない。
Kindle
今のまま行くかどうかは置いておいて、自分の商品作りの最初のステージとして、年内に作りたいな。
仕事について
最後に就職について考えるわけだが
ちょっと気になっているのがAWSのソリューションアーキテクトという職種。友人がリファラルしてくれる。ただ、中途だけどそれほどIT経験がない状態で雇ってくれるのかはわからない。
あと、前職と似てて結局、前職のような不満をもってしまうのではないか?という不安もある。
今は、以前よりも「ニーズがあることをやっていく」という思考だからそれでも良いのだが、「価値を生み出せるスキル」をつけていくということの優先度も非常に大きい。
「テクノロジーを使って、新しいものを生み出していく」
こういうことがやりたい。効率化とか、延命ではなく。そういう意味ではベンチャーとかもありなのだろうがそこらへんは要調査。
いっそ教育系、てのも相変わらずあるのだが、やっぱりなんか違う気がしている。てなかんじで、いまいち見えてはいないが
「自分ができることで、世の中のニーズに答えられるスキル(人の夢を叶えられるスキル)をつけつつ、新しいものを生み出していく」というのが大きな基準。
いやー、長くなったな。終わり。