日記

学歴は関係ないという不毛な議論、結局経験したことした語れないから

学歴がいるとか、いらないとかいう
不毛な議論があるが

これは一体なんなのだろう?

・学歴は本当に関係ないのか
・学歴は関係ない発言の意味の違い

ここらへんについて書いていこうと思う。

 

ちなみに自分の立場を言っておくと
学歴があり、就活で楽をした人だ。
まずこの立場の明確化はこの議論の本質である。

結局「高学歴の人は学歴いらない」というし
「低学歴の人は学歴必要」っていうっていう
それだけの話だしそういうものなんだし
それでいいと思う。

人は結局経験でしか語れないんだから。

さて、では本題へ!

学歴は本当に関係ないのか?

さて、まず大前提として

学歴があるのとないのではどちらがいいかと言えば
そりゃある方がいい。

当たり前でしょ。
学校で散々勉強させられて
立派な大学入ったのに
「学歴全く関係ない」ってなったらそりゃもう大変よ。

ナポレオンもびっくり
加賀では一向一揆が起きてしまいそうだ。

経済的な理由で進学できない
という人がいようが、結局そういう個人の事情というのは
正直言って他人には関係ない。

そんな言い訳をするな、なんてことを言うつもりは全くないが
それが現実でしょう。

学歴フィルター

学歴の具体的な効用が一番出るのが
就職活動の学歴フィルターってやつ。

本当に歴としての卒業学校が効果を発揮してくれる。

新卒なんて基本的に対したスキルもない、経験もない
てなったらそりゃ学歴で見るのが楽でしょ。

学歴がある、というのはすなわち
「受験勉強をある程度コツコツやってきたかどうか」の指標になり

受験勉強をコツコツやって結果を出せたっていうことは
何か自分の苦手な問題とかわからない問題があったときに

自分なりに対策をたてて、克服する
みたいな学習の基本がある程度できることを保証してくれるわけだから。

数学ができるとか歴史が詳しいとかそういう話ではなくて
学歴というのは学習というベーシックなスキルが
ある程度高いことのの保証になる。

学歴と年収の相関関係

YouTubeでブレイクスルー佐々木さんも
Stardyの河野さんも

学歴と年収に相関があるみたいなことを言ってたので
相関があるというのも事実でしょう。

※ちょっとその動画が見つからなかったm(_ _)m

環境の違い

結果的に高学歴の人の方が
チャンスを得る機会が多く
社会でも成功している人が多い。

そういう人たちとのコネクションとかを
掴みやすいの、という意味でも高学歴は有利だ。

 

あとは親が教育にお金をかけられたから
いい大学にいけた人も多く

親がある程度社会で成功している人たちである子供も
多いので、そういう意味でもやはり環境には恵まれる。

自分も私立の中高にいかせてもらえたし
理系の私立の大学にもいかせてもらえた。

結果的に面白い人と簡単に会えた。

 

さて、こんなかんじで
学歴があった方がいいことは疑いようがない。

では学歴がいらない
とはなんなのか?

学歴関係ない、の立場別の意味

圧倒的に違うのは
この「いらない」という言葉の意味だ。

この「いらない」の意味が
その人の立場によって全く違う。

高学歴、かつ、成功者

高学歴、かつ、成功者
がいう学歴いらないは

学歴がなくても、成功できる
というわけではなくて

「自分が成功を掴んだ原因トップ10
とか作ったとしてもそこに学歴は、はいらない」

みたいなそんな感じ。

そりゃ当然そうで
東大、という学歴を持ってるだけで
何やってもうまくいくなんてことは当然なくて

その人なりに考えて
色々試行錯誤して
いろんな失敗もして、今があるわけである。

学歴が良かったことによって
得たチャンスが多くなっていたのかもしれないが
チャンスを掴めた理由は、学歴ではない。

学歴、というラベルではなくて
その人のスキルとか情熱とかそういう奴。

「高学歴、かつ、成功者」の学歴いらないは
チャンスを得るためにいらないのではなく
チャンスを掴み取るためにいらないと言っているだけ。

ない方がいい、と言っているのではなくて
必須ではないし、学歴があるだけでいいわけでもない。

といっている。
そういう感覚。

 

かつ、その掴み取る方が
チャンスを得るよりも大変であり

チャンスを得るための方法は
学歴以外にもいくらでもあるでしょ、といった感覚だ。

高学歴、かつ、失敗者

高学歴、かつ、失敗者も
やはり「学歴いらない」という。

まあ実際それを体現しているわけで
学歴はあったが、思ったように人生がうまくいっていないわけであるし

その過程で「学校で学んだことが生きていないな」
ということを感じているわけである。

 

こんな感じで、高学歴の人は「学歴はいらない」という。

低学歴、かつ、成功者

ここの人はどちらの立場をとるか微妙だ。

「学歴がなくてもできることは俺が証明してやったぞ!」

みたいな感じで「学歴はいらない」というのかもしれない。

 

一方で

「学歴があった方がもっと楽だっただろうな
もっと昔に勉強しておけばこんな無駄な苦労しなかっただろうな
だからこそ若い子達には同じ苦労を歩んで欲しくない」

と思って、「学歴は必要だよ」という人もいるだろう。
この場合の必要は

「あった方がやっぱりいいよね
必須ではないけどさ」

こんな感覚。

低学歴、かつ、失敗者

低学歴で、自分の思った通りにいっていないと言い訳をしたくなる。

そして真っ先に候補に上がるのが学歴
「学歴がないからだ。学歴いらないわけないだろう!
学歴いらないなんてのは学歴があるから言えることだ!」

なんて言ったりする。

 

最初にも言ったように
学歴があることのメリットははっきり言ってかなり大きい。

学歴があると言うことは環境に恵まれた人である可能性が多く
比較的楽に生きていきやすい。

それは紛れもない事実だ。

 

ただ、
「同時に学歴がないとい成功できないわけではないし
学歴があるからと言って成功できるわけではない」

これも同様に真実なのであるし
ないものをねだることは無意味である。

立場別まとめ

<学歴がいらないという人>
・高学歴、かつ、成功者:あった方がいいかもしれんが、チャンスを掴み取るための武器ではないし、なくてはならないものでもにない
・高学歴、かつ、失敗者:あっても役に立たなかったと嘆いている
・低学歴、かつ、成功者:なくても成功できることを実証

<学歴が必要という人>
・低学歴、かつ、成功者:あった方が良いよね、必須ではないけど
・低学歴、かつ、失敗者:学歴があれば〜、的な考え

 

「いらない」と言っている人は
あってもいいけど、必須ではない
という意味でいらないと言っていて

「必要」と言っている人は
あった方がいい

といっているわけで
結局、あった方がいい、という意見は一致している。

まあこんなところじゃなかろうか。

 

あとそもそも
学歴がある人は、「ない人生」を歩んではいないし
学歴のない人は、「ある人生」を歩んではいないので

比較をしているわけではない。
あらゆることで当てはまるが
結局自分の経験でしか語れない。

学歴はあった方がいい

なんだかんだと言ってきたが
まあ結局「学歴はあった方がいいよね、あると色々楽ではあるよね」

そんな感じだ。

いや別にこれが言いたかったわけでもない。

関係あるとかないとかそういう話自体がそもそも不毛であり
人は経験でしか語れないわけであり
「いらない」という言葉も意味が異なる

というお話。

 

そんなことを感じる
高学歴フリーターでした。 終わり。